非弁活動について:過払い金ゲットサイト〜本人訴訟で過払金請求〜


非弁活動について

無資格で訴訟手続きをすることは違法だという認識はありますが、
細かいことがよく分からないので、詳しく調べてみました。

非弁活動(非弁護士活動)とは、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
法律で許されている場合を除いて、弁護士法に基づいた弁護士資格を持たずに、弁護士活動をして報酬を得ること
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

それを禁止している弁護士法第72条には、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。
ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
とされています。

違反すると、
「2年以下の懲役又は300万円以下の罰金」となります。

これを、さらに砕いて表現してみると、
「弁護士でない者が、法律事件に関する法律事務を、
報酬を得る目的で、業として行うことは禁止」ということです。

また、第72条の解釈についても、
いろいろあるようですが、細かい話は割愛します。
(と言うよりも、上手く説明できません(笑)。)

さらにさらに、極端な言い方をすると、
「素人が法的手続き等の対価としてお金を貰うな!」
ということでしょうか。

当ブログでも、
過払い金返還に関して、いろいろな情報をアップしていますが、
「報酬を得る目的」は全くありませんので、
非弁活動には当たらないと認識しています。

しかし、
仮に、ブログ本みたいに、
書籍化(電子文書化)して販売したら、アウトだと思います。

今回は、ひょんなことから、
72条について調べることになりましたが、良い勉強になりました。
(奥が深いです...。)

ただ、 「無資格の者は手続きが出来ない」という現状に、疑問も感じます。

例えば、過払い返還請求だけを見れば、
無資格でも十二分に知識を持っている方もいますし、
不得意分野で勉強(認識)不足の専門家の方もいます。

オープンにすることで、
悪者が参入する可能性もありますので、一概には言えませんが、
もう少し柔軟に対応できる制度でも良いのではと思っています。

乱暴な言い方をすると、
「専門家の既得権益を守る為に、非弁活動を禁止しているのでは?」
と。(専門家の方を悪く言うつもりは、全くありません。)

まぁ、 普通に生活していれば、
なかなか、法曹に関わることはありませんので、
「何か特別な所」という感じがします。

しかし、
自分では解決しにくいトラブルも、
専門家に任せると案外簡単に解決できるかもしれません。

もっともっと、いろいろな所が啓発活動をして、
サービスや料金も含めて、良い意味で競争して欲しいと思います。

非弁活動について関連エントリー

■■■■■ お知らせ ■■■■■
当サイトは、

過払い金ゲットブログ〜本人訴訟で過払金請求〜
http://kabaraiget.seesaa.net/

をHTMLファイルに、移植・変換したものです。

リンクについては、移植の際、チェックしていますが、チェック漏れがある可能性もありますので、その時はご容赦下さい。

最新情報については、上記ブログでご確認ください。

最新記事

inserted by FC2 system